バタバタしていた

もう完全に日記ではなく月記なわけだが、9月は何だかバタバタして過ぎてしまった。
8月に研究会が終わったので、いよいよ論文に取り掛かったのだが、まだ完成まで3分の1くらいの地点だ。
このペースでも、11月末にカナダに行く(某研究グループ用研究と次の次の研究のネタ集めに)前には何とか書き終わるとは思う。


それにしても、先行研究のレビューが難しい。
政府間関係では、すでにある程度まとまったレビューがなされている。
それをどうやって自分に引き付けていくのかがなかなか難しい。
レビューをあともう少し書いたら、制度比較に突入する。
日本のことはまだしも、カナダのことはだいぶ忘れていることも多い(目を通さないといけない資料がどんどん積みあがっている…)。
11月までにこれが終われば、年度内に何とかもう1本書けるかなぁ。
ただ、年度内には、お仕事の報告書を書かなければ、なので、結構厳しいかも。


9月は、その仕事の方でバタバタしていた(というかもしろ、ジダバタしていたのか)。
契約とか僕には難しすぎる…。
仕事の研究の方向性についても、行ったり来たりしていたし。
小さい組織だけれど、組織内で働くことの大変さの一端が分かってきた感じなのかなぁ。


あと、来年度には、職場のネットワーク環境が大幅に変わるらしい。
どうするのがいいのか同僚と考えているのだが、どうなることやら。


10月も、庶務・総務業務は多いはず(というか、山場のはず)なので、上手に時間を見つけて研究をしていかねば。

あっという間にもう9月

今週は月曜日から統計セミナーに出掛けてきた。
初日は基本的な統計知識、二日目は重回帰まで、三日目は構造方程式モデル、四日目はロジスティック回帰・多項ロジット・順序ロジットまで。
3日目以降、急激に僕の知らない内容になって、フウフウいいながら久しぶりの講義形式の授業を聞いた。
内容としては、半分授業(一応ちょっと数学も使って説明)+SPSSorAMOSを使った実習というもの。
ここ最近、統計を使うことも、読むことも稀だったので、良い復習&勉強になった。


初日は参加者の知り合いと、二日目はOkakenさんと飲みに行った。
Okakenさんには、いい飲み屋さん(リーズナブルかつ美味しいかつあまり行ったことがない感じの)に連れて行ってもらった。
現在の研究や将来の研究についていろいろ話せたので、楽しかった。
それにしても、トロント時代ははるか遠い感じになってしまった…。

研究会

8月終盤には、琵琶湖の西まで合宿形式の研究会に行ってきた。
一日目は、政治学とはなんぞやという、大きなお話。
僕にとっては、日本政治研究をやっている以上、日本語で日本人に読んでもらいたい。
一方で、英語で書くほうがより広い政治学に貢献できるのではないかという話もある。
日本研究ではなかなか政治学の英文ジャーナルに載らないかもしれないが、別にそれはそれで僕にはあまり関係ない。
何本かに1本は英語で論文を書きたいとは思うけれど(日本のことを海外にちゃんと伝えるのはそれはそれで大切だと思う)、載るところは別にどこでも載せてもらえるなら良い。アメリカに行くと、僕のやっていることは地域研究orギリギリ比較政治学多国間比較もそのうちにはやりたい)。
でも、アメリカでもアメリカ政治は地域研究ではないし、日本でも日本政治は地域研究とは呼ばないだろう。
いろいろ議論が出て、人それぞれ考えていることは違うなぁと改めて感じた。


僕の報告は二日目で、予想通り皆さん前夜の飲み会でお疲れ。
久しぶりに研究会で報告したのは、良い刺激だったが、それにしても準備に時間がかかり過ぎた。
仕事の合間にやるのはやはり大変だった。

ついに

ついにというか、やっとというか、ノートPCを購入した。
電源コードがほとんど焼ききれていて突然電源が落ちる以外は(致命的だが)、今まで使っていたPCに不満は無い。
とはいえ、メジャーなメーカーでないと、こういうときに部品を探すのが大変だと分かったので、今回はメジャーどころを買ってしまった。
前のPCが6年もったので、これもそれくらいは使いたい。


決算期&モデルチェンジ旧モデル&現物限りというお安い買い物をしたはず。
とりあえずまだ何も設定していないが、今週末の研究会が終るまでは、なかなか触る時間が無い。
結局研究会のレジュメも古いPCを使っているし…。


レジュメ自体は、ほぼ完成に近づいた。
いつになく早めに用意をはじめたが、結局終るのはぎりぎりだ。
自分がケーススタディなのを棚に上げて、事例研究は大幅にカットした。


結局2ヶ月近くこれにかかってしまった。
仕事の合間に準備をしていたので、なかなか捗らなかった。


これが終ったら、ここしばらく中断していた論文を再開しなければ。

アカウント

帰国してから、さらに今年4月以降は更新のペースが、がたっと下がっているなぁ。
基本的には、仕事&研究の合間に元気と時間があってしかも、何か書くネタがないと書かないもので…。


さて、今回は、今所属している大学のアカウントの話。
長らく、僕は名刺やら連絡先のE-mailアドレスに、フリーアドレスを使っていた。
もしくは、トロント大のアカウント(とりあえず、ずっと使えるみたいだ)を使ったりもしていた。
フリーのアドレスは、いかにもよろしくないし、トロント現所属ではないわけで、よろしくないなぁと思っていた。
家で使っているネットのアドレスを使えばいいのかもしれないが、いまどきWebmailが使えない(FAQには、対応する予定も無いとかいてあった)ので、これまた不便だ。


ということで、先日ちょっぴりやる気を出して、現所属大学の情報関係の部署に出かけていった。
大昔使っていたアカウントを復活できるかなぁという甘い目論見は、「もう完全に消滅してますなぁ」という担当のおっちゃんの一言であっさり破綻。
仕方なく新しく作らなくてはならなくなった。
ところが、うちの大学でアカウントを取得するのには、講習会なるものを受ける必要がある。
これが見事に、僕の職場の勤務日にぶち当てられており、これのために有給でもとれっていうことかぁ?と一瞬あきらめそうになった、が。


しかし、ここで申請書類の片隅に社会人申請なる文字を発見。
これは、Webで講習を受けられるという優れものだ(というか、普通の申請でもこれを使えるようにすればよいのではないかと思う)。
早速、Webで講習を受け、職場から職場の封筒で申請を行った(郵送するのが手間だと思ったので窓口に行ったら、ああだこうだと色々いわれ、もう面倒なので、むこうの言うがままに郵送した)。


先日職場に書類が届き、晴れてアカウント取得。
…、まぁ、しばらく学会も無いし、名刺を配る機会も無いので、このアドレスをお披露目する日はまだまだ遠いのだが…。

パソコン

このところいまいち調子の悪いパソコンだが、電源コードの接触まで悪くなり始めた。
これは買い替えかなぁと思いながらも、パソコンの中を開けて掃除をしてみた。
CPUクーラーに埃がつまりまくっていて、こりゃ熱くなるはずだろと。
掃除したおかげですぐに熱くなる病はだいぶましになった感じ。
電源コードをどこかで探してくれば、まだしばらく使える気もする。
Pentium4+メモリ増設済(256+512)という中身なのだが、Windows2000&おふぃす2000は非常に快適に動く。
わざわざVistaに買い換える動機は、サポートが無い以外は余り感じないというのが正直なところだ。
どうしたものかなぁ。

今日は

マスターの人の研究報告を聞いてきた。
理論的な先行研究はかなり勉強しているようなので、あとはどんなケースでそれを実証していくか。
いろいろ案は出ていたと思うので、自分にとってもっとも面白いと思うものを使えば良いと思う。


僕は、自分が面白いと思うケースが初めにあって、その後で分析をする人なので、理論からケースを探すのは良くわからない。科学としてまっとうだとされる政治学がいまいちしっくり来ないのは、理論からケースを探すというのが、あんまり面白いと思えないからなのかもしれない。
とはいえ、そういう研究がだめというわけではなく、そういうスタイルをとっていても、おもしろいと思う研究は当然ある。
ただ、僕の場合、そうやって書かれた研究が面白いかどうかを判断するのも、いかに面白い対象を切っているのか、という点にある。
科学的ではないかもしれないし、一般化という点が一番だと思わないというのも、世間の流行からすると(もしくはアメリ政治学スタンダード的には)、どうなのかなぁとは思うけれど、これが性分なので仕方ない。


授業の後で、自分が書こうとしている研究のプロポーザルを指導教授に説明してきた。
博論を考えてということなので、きちんと理論・先行研究のレビューをしたいと思っているし、自分の立ち位置を書く論文にしようと思う。まだ、最初の方を書き始めたところなのだが、実証部分は別の論文として独立させることになるかも。