まずは面談

昨日書いた通り、今日はMA Supervisorとの面談に行った。

この人は政治理論の人で、オリエンテーションのときには、「トロント政治学部は北米で有数の大学だが、政治理論に関しては、世界で有数の大学だ」と話していた。水曜日のカナダ人院生の彼によると、「毎年入ってくる院生も、4割くらいは政治理論が占め、3割を国際政治、2割が比較政治、そしてカナダ政治が一番少ない」といっていた。
トロント大学は、珍しく政治理論に力を入れている大学で、僕も政治理論のクラスが必修である(来年取る予定)。

それはさておき、面談の用件は、普通は1年で修了するMAを2年で修了したいということ、授業のクラス選択について、であった。
前者については、「全く問題ない」、後者については、「どちらの先生もいい先生だけど、福祉国家の先生の方が日本のことを知っているかもね」とのことだった。

そこで、福祉国家の授業をとることにし、福祉国家の先生のところにリーディングのコピーを取りに行き、少しおしゃべりをしてきた。自分が留学生で、英語に自信がなく、授業であまり発言ができないかもしれないといったところ、「手を挙げればあてるから大丈夫だ」とのこと。そもそも、議論についていけないんだから、手を挙げられるはずないじゃないかとも思ったが、「日本に関係のあるときには君にふるから大丈夫」といわれ、福祉国家について知らないから授業取るのに、とますます不安になった。でも、非常にフランクでいい先生のようだったので、受講することに決めた。