去年と比べて

トロントにいた1年前を思い出すと、日本の梅雨はやはり蒸し暑い
日本に帰国して、関空で外に出たときに感じた質量をもった空気の質感を思い出す。
トロントオンタリオ湖岸なので、カナダでは蒸し暑い方らしいが、それでも日本の蒸し暑さとは桁が違う。


今月は、事務仕事がやや忙しく、結構それにかかりきりになったりした。
それも先週と今週で、大体けりがついたので、いよいよ研究モードだ。


事務仕事が忙しいとはいえ、だいぶなれてきたこともあってか6月はボチボチとは日本語&英語を読んでいた。
仕事の研究も、最近になってやっと進む方向性が見えてきた感じ。
これはこれで、仕事モードのものと研究モードのもので、二通り書いていければ良いと思う。
これまであんまりやった人もいなさそうだし、そもそもなかなかデータがないんだと思う。
データは何とか見つけられるのではないかと思うので、それをまとめられれば。


仕事とは別に、自分の研究もそろそろ書き始めようと思う。
こちらは夏中を目途に少しずつこつこつ書いていこう。

自分の研究

仕事と平行して自分の研究も構想中。
扱う対象は決めたし、大体の流れもできてきたと思う(細かい事実を知らないところがあるので、それはフォローしないといけない)。
そろそろ書き始めようと思うが、まずはちゃんと先行研究をレビューを書かないと。
博論のことも考えると、今度の研究は何とか大きな研究の流れの中に位置付けたい。
ただ、この分野については某先生が綿密なレビューを書かれている。また、某先生も今度本を出される。
それらを参考にしつつ、自分色をどうだそうかというのが、今の課題。

何時の間にか梅雨入り

先月は集会から帰ってきて風邪でダウンしつつも、何とか会社は休まずに乗り切れた。
会社の方は、職場自体にはようやくなれてきた感じ。
仕事の方は、今年前半は自分に情報をインプットすることが計画とはいえ、出せるものが少なくて少し気がとがめる。
毎月月初めに、計画の進捗状況報告があるのだが、計画どおりには進んでいるつもりなものの、やはり出しているものがないのは少々つらい。
サブの業務の方は一応それなりに出しているので、自分ではまぁまぁがんばっていると思うのだけれども。


先週末は職場で歓送迎会をやってもらった。
会社のえらい人(副社長と部長)とおしゃべりするのは気を使ったけれど、気さくに話し掛けてもらい、また退職した人とも色々とおしゃべりができて楽しかった。
一次会がお開きになったあと、若い人たち(年齢はもう若くないけど)でコーヒーをのみに行こうという事になって、同僚の車(彼はお酒が飲めない)で喫茶店へ。
ここでも、色々とおしゃべりして楽しかったのだが、帰るときに問題が。


車のエンジンかかんないよ〜。


…閉店後の喫茶店の駐車場で、1時間ほどJAFがくるのを待つはめに。
同僚氏に送ってもらって家に帰ったのは2時過ぎ。
僕も大変だったけれど、一番大変だったのは、同僚氏だろう。
家が滋賀なので、帰り着いたのは3時過ぎだったらしい。

集会

初日は午前中一つの集まりに出て、午後はOkakenさんと東京をぶらぶらした。
午前中のお話は自分の関心にも近く、色々と興味深かった。
午後行ったOkakenさんの母校はやはり歴史を感じさせる良いところだった。
お互いの近況や研究について色々とおしゃべりでき、非常にためになった。
夕方からは懇親会にでたが、1週前の某集会と比べるとお腹を満たすという点ではやや費用対効果が…。
その分?色々な人とお話ができたのは良かった。
僕の専門からすると分野的にややお門違いなのかもしれないが、色々な人とお知り合いになるのは良いのではないかと思う。
二次会は、T先生とS先生のグループに入った。
少し飲み過ぎてしまったが、楽しく過ごすことができた。


今回の出張では二日目に簡易版報告をした。前日ちょっと飲みすぎたが、何とか二日酔いは回避し、午前中の集まりに出た。
午前のセッションの報告もなかなか面白く、自分も研究をがんばらなきゃなぁと思った。
午後からは、自分の報告。お客さんもちらほら来ていただいたが、形にするにはもう一踏ん張りというところだろう。
自分としてはコメントをもらって少し進むべき方向性も見えた気がしたし、この研究をもう少しがんばってみようかなぁと思う。

出張

先週と今週は2週連続で週末に東京出張。
先週は、金曜仕事後東京入りだったが(仕事があるとやっぱり疲れる)、今週は金曜日仕事を休んで東京にちょっと早めにきた。高校時代の友達と飲んだのだが、相変わらず元気そうだった。


先週は特に報告などはなかったのだが、今回はちょっとした報告をする。
僕のメインの研究領域ではないので、なんだか報告するのが申し訳ないような…。
ゴールデンウィークは結局この報告の準備やらなんやらで気が付いたら終っていたし、先週の週末は東京にいた。
週末の休みがないとちょっと体がしんどい。それに加えて、2週連続東京出張はしんどいもので、来週末まで休みがないかと思うとちょっとげんなりとする。
最近体のリズムは完全に朝型になっていて、休みだろうがなんだろうが毎日6時半前には目がさめてしまう。
明日は朝もう少し遅くまで寝ていたい。

授業

週に1回の授業がある意味いいペースメーカーになっている。授業にでるたびに、研究を忘れてはいけないと思うし、アカデミックな世界の空気を思い出す。
今年の授業は参加者が多いし、発言も多くでるので、活気がある。
改めていろいろな視点からの発言を聞くと、自分が普段は余り気にかけていないことの重要性にも気付かされる。


今は方法論の本を読んでいるのだが、改めて自分の研究の立ち位置を考えさせられる。
僕自身は、一般化こそが政治学の最重要課題とまでは思っていないし、量的研究バリバリの人でもない。また、魅せるほどの数理・計量の技もない。かといって、質的研究バリバリというわけでもない。要するに、よく言えばバランスよく研究をできるだろうし、悪く言えばどっちつかずで中途半端だ。良くないのかなぁとも思うが、研究の理論的貢献をちゃんと考えの中に入れながら、時には量的手法も使い、時には記述的に、研究を進めていけばよいと考えている。
それがきちんとできているかと問われれば、まだまだ不十分なのだけれど。